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2010.04.13

「真夜中の稲妻とその残像」を読んだ。

本日手元に届いたfreefun 61号を通勤中に読んだ。

興味深い記事が多く素晴らしかった。特に素晴らしかったのが「真夜中の稲妻とその残像」と題された紀行文。
著者の【Midnight Lightning】に対する思いが、初登者達と当時のヨセミテを中心としたその歴史的考察とともに素晴らしい文章でつづられている。

過去から現在への僕の気持ちと、その記事に書かれている内容が見事にリンクして興奮した。

僕が【Midnight Lightning】を登ったときは24歳の全くの無知な若造で、初登者であるロン・カウク氏の顔も知らず、帰国してから某社のカタログのページをめくる時に、Camp4で度々顔を合わせていたオジサンが氏であると気付いたりしたという恥ずかしい過去をもっている。

そんなことがありつつも、ヨセミテに対する思いというのは初めてCamp4で過ごした日々から今日まで一切色あせず、むしろ強まるばかり。

言葉の拙い僕には全く上手く表現できないけど、「真夜中の稲妻とその残像」の結びの一文に、僕は共感という言葉だけでは足りないような思いを感じた。

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「真夜中の稲妻とその残照」より

クライミングという行為が、無機的な岩塊の上で繰り返される筋細胞の伸縮でしかなく、幾つかの数字だけがその結果を表現するものであるとしたなら、なんと虚しいことだろう。バーカーとカウクの31年を思う時、何故か、私の取るに足りない12年でさえ、それなりに意味のあるものであったと信じたくなる。宮沢賢治は自らの詩を無機的な宇宙に灯る光の明滅に例えた。ある課題を通じて、初登者達の普遍的な経験と、個人的な経験との間のわずかばかりの繋がりを確認することができたならば、チョークで描かれたライトニングボルトでさえ、私にとっては「有機交流電燈のひとつの青い照明」になっていたのかも知れない。

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興味のある方は是非、freefun 61号を読んでみてもらいたい。
ああ、やっぱり「The Stonemasters」が欲しい。。。

これまでにヨセミテで登った課題で動画のあるものを以下に。過去の日記と重複するものもありますが。

SIN on [Bruce Lee]V8 from SIN on Vimeo.

SIN on [Cocain Corner]V5 from SIN on Vimeo.

SIN on [Root Canal]V7 from SIN on Vimeo.

SIN on [The Force]V9 from SIN on Vimeo.

SIN on [No Holds Bard]V7 from SIN on Vimeo.

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