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2010.06.13

G.

6/12

思い起こせば今年の元旦元日。

それは不幸と片付けるにはあまりにも凄惨な事件だった。
友人320くんの臀部割目の最深部…そこを煮えたぎるマグマの如き痛みが襲う。
鳩ノ巣の駐車場から一歩も動けない…動けば地獄。動かなくても地獄だけど。

後に「おだいに事件」と呼称される恐怖の始まりだった。

そして時は流れ約半年。
その間、臀部最深部に潜む悪魔との壮絶な戦いを経て―彼は地獄から還ってきた。

おお、蘇りし勇者よ!

長い旅路の果て、悪夢の始まりの地へと帰ってきた僕たち。

新春の冷たい空気の名残りなどはどこにもなく、梅雨入り寸前の蒸し暑さに溺れそうになりながらも僕たち2人はアプローチを詰める。

そして最後に河原に下りようとすると、あるはずの下降路がない。

現実をこの目にするまでは可能性を考えすらしていなかったが、完全にそりゃそうだよね!状態とも言える(一昨日に大雨あり)。

濡れた岩肌と落ち葉の凹角を決死のクライムダウンでなんとか河原まで降りると…我々の目指す課題の全貌がその姿をあらわした。

水没状態で。。。

1時間はとうに過ぎたころ、いい加減痛くなった腰をさすりながら原始的土木作業を終えた僕たちの眼前にはフロンティアとも言うべき3m×3m程の広大(というには大袈裟だが)な下地が出来上がっていた。

しばし一服―。

そして雑談―。

とっぷり夕暮時―。

僕たちはおそらく、いや完全に登らずとも満足してしまっていたのだろうw

自らを叱咤激励。急いで準備をして登り始める。

下部は余計なところに触れるとビチャビチャに濡れてしまっているので、必要最低限のホールドをつないでムーブを構築していく。
この岩の特徴的な形状であるハングを乗り越え、想像を絶するほど狭い足上げへ。
あと5cm。
今回はこの5cmが埋められなかった。

が、コンディションのいい時期であれば十分希望はあると思えた。
また来よう。

その課題名は【G】。

ぢー

子宝の岩とかそういう扱いを受けそうな素晴らしい岩だった。
ぜひセーシさんに登ってほしいものだと心から思う。
そしてもう一度、地獄から帰還せし320くんを心から讃えたい。

有意義な一日だった。

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