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2010.08.18

10年。

10年経ちました。

僕がクライミングを始めてからです。
思い起せば、あの夏の日。

ザックにクライミングシューズとチョークバッグを忍ばせ、キャンプ用具を詰め込み、調布インターの入口で友人と2人でヒッチハイク。
そうして小川山に向ったあの日から僕のクライミングは始まったのでした。

初めて見上げる花崗岩のボルダー。
指先に触れる微かな手応え。
クライミングシューズを履けば信じられないほど小さな足掛りに立てる驚き。
ちょっとしたミスで地面まで落下してしまう恐怖感。

全てが新鮮でとんでもなく楽しかったのを強烈に覚えています。
クラッシュパッドなんて素敵な物は持っていなかったので、墜落テクニックを磨くにはもってこいでした。今思えば。
お陰で今でもボルダリング中の落下による怪我は一度もありません。

このキャンプ中、ひたすら打ち込んで【穴社員】が登れたときの快感は僕をクライミングのとりこにするには十分以上でした。

そんな夏の日から10年。
10年もやってればいろんな事があります。

いきなりジムで働き始めたり。
肋骨を痛めて吉田和正氏に湿布薬をもらったり。
初の海外旅行が単独米国西海岸3ヶ月だったり。
旅行開始2日目で財布取られたり。
黒人のおじさんや白人の警官や日本人の学生に助けられたり。
人生観を変えてしまうような課題に出会ったり。
正しかったり間違ったり。
困ったり喜んだり。
初めて就職したり。
自分の才能に呆れ果てたり。
それでも何とかしてみようと思い直したり。
肩を痛めて腰を痛めて手首を痛めて膝を痛めて。
痛める度に自分の身体が理解できるようになったり。
気付けば以前よりはるかに動ける自分に驚いたり。
岩を登って涙を流すほど感動することを知ったり。
大切な仲間と出会えたり。
またジムで働き始めたり。
自分がどれほどクライミングを愛してるか思い知ったり。

僕はクライミングをやってきて本当に良かったと思える10年でした。
クライミングに、そして出会ってきた人たちに生かされてると感じた10年でした。
次の10年も、20年もクライミングを愛しながら続けていこうと思います。

10年間、出会ってきた、別れてきた、岩、人。
本当にありがとう。
これから、出会うだろう、別れるだろう、岩、人。
よろしくお願いします。

Dsc00037

こんなに大好きなことがある僕は幸せです。

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コメント

わはは、懐かしいのぉ。

「俺たちハチオウジまでだけど乗ってく?」

いい時間を過ごさせてもらったよ。

投稿: USK | 2010.09.20 14:12

>USK

懐かしいねぇ。
お陰でヤクザな商売やってますw

芝公園トップロープとかも懐かしいな。

投稿: SIN | 2010.09.20 14:28

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