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2010.11.06

TheValleyDays2010/episode3. V8×3

episode3.  V8×3

そろそろ課題のことも。
今回のツアー中にそれぞれタイプの違うV8を3本登ることができた。
どれも印象的な課題で、トライ数もそれぞれ2~3回で登ることができたのも満足。

10/25
【Torque Spanner】V8☆☆

記念すべき今ツアー最初に新規完登した課題。
Camp4のクラシック、【ament arete】の反対側にある課題で、アッパーフォールへのトレイル沿いに位置する。
課題の存在は随分前から知っていたけど、勝手にリーチ物なイメージがあって今までトライしたことが無かった。先に完登していた堀くんとabeちゃんが「何とかなりますよ」というのでやってみることにした。
隣の【Chapman Overhang】V1でアップしてからトライ。
ヒール&トウのジャミングを決めることで何とか身体が浮いている感じ。
3度目のトライ。
身体を身体張力の限界まで伸ばして足ジャムを解除、最後は捨て身のワンハンドダイノ。
右手がガバを掴んだ。そしてここからが核心。必殺の大回転振られ!
雄叫びを上げて、左周りの振られを押さえ込み耐え切った!っと思ったら想定外の逆回転右振られ発生orz
危うくガバを離しちゃうとこだったw
振られすぎで皆の笑いに包まれながら完登。
初っ端の課題がコレだったせいで、今も右肩に違和感ありだけど登れて良かったと思える楽しい課題だった。
ちなみにコレのコツは思いっきり。でも思いっきり行きすぎると振られすぎるので注意w

10/28
【The Diamond】V8☆☆☆

Candylandにある昨年からの宿題。
なぜかコレをトライする日に限って、指皮がなくて最後のムーブがこなせてなかった。
今年も例にもれず4日目でズルズルなのでチョークバッグ装着作戦でトライ。
昨年のイメージだと、ホールディングとポジショニングが綺麗に決まれば最後のムーブも楽にこなせそう。
やっぱり3トライ目。
下部のダイナミックムーブは得意系。
とにかく上部のラスト1手のみ。カンテに出たらしっかり両手をチョークアップ。
ふと思いついて、クロスで入ってみた。そうすれば左手が上になって、最後の右手が近くなるかも?という判断…だったのだが、これがまー全然。
とりあえず右手を出せる体勢にはなったけど、ホールディングもポジショニングも全くしっくりこない。
「大丈夫大丈夫!」「ガンバ!」「allez!」「出せば止まる!」等々、例のごとく下からの声援。
気がついたらエイっと右手を出しちゃって、止まっちゃいました。
何で自分をコントロールしてない状況ってこんなに怖いのでしょうか?
高さも並だしパッドもスポットも万全なのにムチャクチャ怖かった。
やっぱり僕は一か八か的なムーブは苦手です。
ちなみに内容はさすがYosemiteBestsにチョイスされるだけあって満点!
ヨセミテでこのあたりのグレードを狙っているなら是非トライしてみてください。オススメです。

Rimg0279
SIN on 【The Diamond】

同日
【The Changing Cornars】V8☆☆☆!

【The Diamond】登ってマッタリしてたら、なぜか始まる【The Changing Corners】祭り。
この課題の特徴を上げると…最悪の下地でバランシームーブ、の一言に尽きる。
ホールドというかとにかく形状を使ってバランスと体幹で登る系。
登ってみたいという気持ちはあったけど、とにかく怖い。
上部でスリップしたらどうなるんだろ?骨折ですめばいいなぁ、みたいな。
Candylandに先着してたイタリア人(多分)グループがやり始めると我らがabeちゃん&アキが果敢に参戦。
トライする彼らが口々に恐怖の叫びを上げながら落ち(降り)てくる。
うわー。。。
でもトライするなら今がチャンスだよな。。。
そうこうしてるうちにイタリア人のチョイ悪激ツヨオヤジが完登!abeちゃんも恐怖の叫びとともに完登!
意を決し、確実にビクつきながらシューズを履いて、僕も参戦。
1トライ目。
下部は予想通り得意系バランスでサクサク。心の準備が出来る前に核心にして最大の恐怖ポイント、スローパーに耐えながらの足上げムーブ到達。
足を上げた瞬間、左右に開いた腕の間からパッドを敷いていない岩の隙間が視界に入る。
はーいドロップ!
しばし「こえー!」を叫んで精神統一。
心のレストを十分にとって2トライ目。
核心突入。
恐怖心をコントロールしつつ、足位置を微調整。
身体がブレたらスリップなので、とにかく丁寧に。
何とか核心を越えて、リップ到達!
皆は右から抜けてたけど、僕にはそのムーブをこなす力は残ってなく。。。
しばらく迷いつつもその場でマントルを返すことを決意。
そこで落ちればスポットも出来ないし、下地も最悪。
解ってますけどね、もう降りられない高さだしね、やるしかないじゃない(;ω;)
そして持てる力の全てを振り絞ってマントルを返して安全圏へ。
この完登ではっきりと解りました。
僕は本当に怖い時は声とか出せません。
声を出すと身体も心理もブレてしまいそうな気がするんですよね。
怖い課題は、臆病な僕には刺激が強いけど、やっぱり面白いと再確認できる素晴らしいラインでした。
もちろん2度とやりたくありません。

ちなみにこの課題のハイライトは、ラストトライ!と宣言して登りきったアキでしょう。
Goodjob!!!

↓アキの勇姿。

AKI on [The Changing Cornars]V8. from SIN on Vimeo.

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